ひきた小児科クリニックホームページ(桐生市 疋田小児科医院)

         

 

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抗生物質とステロイドについて

 ひきた小児科クリニックを受診されるお母様から話を聞くと、お子さんに抗生物質とステロイドが多用されていることがよくあります。しかし、お母様方は抗生物質とステロイドについて詳しくご存じないため抗生物質とステロイドについて記載します。

 

「かぜ」の治療に抗生物質は必要?

 

 私が2008年からひきた小児科クリニックで診療を始めて驚いたのは、多くの子どもが小児科専門医を受診しないで、小児科専門医からみると最善とは思えない治療を受けていることです。

 

 特に気になる治療としては抗生物質(抗生剤・抗菌薬)に関しては、「かぜ」という診断で、最新で最強の抗生剤が大量に使用されています。

 

 問題点1)として、ウイルス感染による「かぜ」には抗生物質は無効です。薬を内服するのは治療ですから有効であれば副作用があっても使用する必要があります。しかし、抗生物質内服により頻度は少ないですが発疹が出たり、下痢をしたり、ショックを起こしたりする可能性があります。無効な薬を飲まされる子どもはかわいそうだなと思っています。

 

 問題点2)として、抗生物質を使用すると、抗生物質のきかない菌つまり「耐性菌」が増えます。

耐性菌が増えると、耐性菌による感染を起こした場合に通常の抗生物質では治りにくくなります。

診療していると、こども達は最新、最強の抗生物質を飲まされ続けており、このためか耐性菌がとても多く検出されているように感じています。

 

 問題点3)抗生物質を使用していると、本来体の中で良いことをしている菌も死滅します。そのことにより、より感染症にかかりやすくなります。

  つまり抗生剤投与により、さらに病気になりやすくなっています。

 

 問題点4)抗生物質を使用していると、アレルギー疾患が発症しやすくなる。

様々な情報がありますが小児期に抗生物質を多く使用すると、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎など)になりやすくなると言われています。

 

 以上のような問題点も、治療のために必要であれば使用する必要があります。しかし、ひきた小児科クリニックを受診する患者さんに話を聞くと、必要と思われない場合も抗生物質を内服していることが多いです。

 

 さらに最新の抗生剤を繰り返し内服している患者さんもおられます。最新の薬とはオゼックス、オラペネム等です。これらの薬は薬価が高く、強力な薬であるため好んで処方されますが、子どもにとっては迷惑なことです。

 

 そして、お母様方の中には熱や咳の症状があるときには抗生物質を飲まないと治らないと信じている方がおります。そして、抗生物質を飲むことによって重症化を防ぐことができると信じている方もおります。過去の多くの研究で、ウイルス性の病気に抗生剤は無効で、重症化を防ぐことはできないことが証明されています。

 

 日本小児感染症学会機関誌に多くの医師が、抗生物質の使用方法を知らないため、多くのこども達が不要な抗生物質を内服していると記載されていました。日本の小児呼吸器感染症診療ガイドラインに抗生物質の使用方法が記載されています。しかし、桐生市の殆どの小児科では残念ながら不要な抗生物質が処方されています。

 

 もちろん、抗生物質が必要な病気もあります。必要と思えば必要な抗生物質を選んで投与します。しかし、その正しい判断ができるのは小児科専門医で感染症を見ることができる医師だけです。実際に、ひきた小児科クリニックでは必要なとき以外は抗生剤を使用しないで治療していますが、患者さんは元気に治ります。

 

 必要のない抗生剤を内服したくないようであれば、小児科専門医のいるひきた小児科クリニックに受診しましょう。

 

 追記、近年マイコプラズマ感染症の流行があったためかミノマイシンが処方されるケースがあります。8歳未満では一般的に小児には安易にミノマイシンは処方されません。それは、歯の成長期に使うと歯が黄色くなるおそれがあるためです。昔はこの副作用が知られていなかったので歯の変色した子供が(今は大人)がいました。しかし、最近は見られなくなっていました。しかし、このことを知らない医師がミノマイシンを処方するようになって今後増えるかも知れません。もちろん、重症な肺炎であれば数日といった短期間であれば使用する場合もあって良いのですが、将来的に歯が着色するという説明をするべきです。しかし、残念ながら説明の無いまま内服させられている方がおります。薬手帳などを見て乳児期〜学童期にミノマイシンを内服した子供は永久歯が着色していないか将来的に経過観察する必要があります。

 

カゼや発疹にステロイドの内服は必要?

 

 診療をしていて驚くことの1つは、多くのこども達が、ステロイドと知らないでステロイドを飲んでいることです。

 多くの医師は、デカドロンシロップ、リンデロンシロップ、セレスタミンシロップをステロイドであると説明しないで子どもにたくさん処方しています。薬局で渡される薬の説明にはアレルギーの薬と書かれています。しかし、これらは副腎皮質ステロイドです。この他にもプレドニンやセレスタミンの錠剤もあります。もちろん、必要な薬であるから存在するのですが、どう考えても必要ないのに処方されていて、しかも、ステロイドであると説明されていません。

 基本的にステロイドを使用すると体は楽になります。必要であれば投与すべきです。しかし、必要ないときに使用すると、子どもが後で払う代償は大きくて、子どもにとって良いことはありません。

 あまり、子どものことを考えずに、目先のことを考えて、とりあえず、熱を下げよう、とりあえず咳を止めよう、かゆみを止めよう、という考えで安易に処方されているように感じます。

 少なくとも必要なときは、必要な理由と使用することを説明して、かつ副作用について説明するべきと考えていますが、殆ど説明されていません。

 不思議なのは、軟膏のステロイド外用剤に関しては、お母様方は必要以上に怖がっているのです。しかし、軟膏のステロイド外用剤を使用しないで、恐ろしい副作用のある内服ステロイドは内服を続けているのですから、説明されていないのだなと思います。

 

 ひきた小児科クリニックでは、ごまかしてステロイドを使用するようなことはありません。殆ど使用することはありませんが、ステロイド内服が必要な重症な患者さんには、その必要性と注意点を説明して使用しています。

 

 知らず知らずのうちに、こどもにステロイドを内服させたくないようであれば、かぜや、発疹などでも、小児科専門医のいるひきた小児科クリニックに受診しましょう。

 

大切なお子さまの診療は小児科専門医の診療する、ひきた小児科クリニックにお任せ下さい。(専門医に関して)

 

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ひきた小児科クリニックホームページ 電話 0277-44-3040 休診日 日曜日・休日・土曜日の午後 診療時間 平日9:00-12:30, 14:00-18:30 (ただし14:00-15:00は乳児健診・予防接種・育児相談(子育ての悩みなど)などの予約外来、予防接種は予約外来だけでなく診療時間内であればいつでも接種します。 土曜9:00-12:30 (ただし、休日当番医の当番日の午後は1730分受け付け終了)小児科専門医3名 (小児神経専門医1/ 頭痛専門医1) 診療内容紹介 一般外来(急患・新患・再診を問わず診療します) 予防接種(お電話で確認のうえ来院下さい。四種混合ワクチン、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘ワクチン、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン ヘモフィルス インフルエンザb型菌ワクチン(Hibワクチン、ヒブワクチン)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス), B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他、桐生市以外の、伊勢崎市、太田市、館林市、みどり市、等、群馬県の方は定期接種に関しては公費でワクチンが接種できます。ひきた小児科クリニックには栃木県足利市から受診されている患者様もおります任意接種は通常接種できます。定期接種は理由があって市役所に申請すれば公費で接種することができます。(理由はアレルギーなど簡単な理由でよいそうです) 一般診療では乳児健診・発達外来・神経外来・育児相談・感染症外来・中耳炎・アレルギー外来(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症など) 住所 群馬県桐生市仲町2-7-20 (JR 桐生駅から徒歩10分) (疋田小児科医院) 駐車場 20(クリニック前面3台、裏に17)  Hikita Pediatric clinic ( children clinic / home doctor ); Phone 0277-44-3040; Clinic offices are open between the hours of 9:00 a.m. –12:30 a.m, and 2:00 p.m. - 6:30 p.m. (2:00 p.m. - 3:00 p.m. for vaccine). Monday through Friday, and Saturday moring.; Address: 2-7-20 Nakamachi, Kiryu-shi, Gunma; Specialties: Genaral pediatrics, Infection, Allergy, Medical check, Vaccine etc. ; Toshiyuki Hikita MD. PhD. [English home page]